
王室御用達証の制度は君主制とともに始まりました。国王とその宮廷は常に様々なものを必要とします。
国王が身に付けるローブや宝珠、ワインや食べ物、カトラリーやダイニングテーブルといった品、
あるいは宮殿の屋根の修理や掃除といったサービスまで王室が必要とするものをだれかが提供しなくてはなりません。
そのため、国王は最高であると認めた品物やサービスに王室御用達であることの証明を与えました。
ご用命を承った品物や食品のメーカーにとって、国王に仕えることはまたとない光栄であり、
同業者のなかで抜きん出たものとして認められたということになります。
マーマレードでも羊肉でもバグパイプでもブラシでも、
王室に調達されるものならばたとえ大きな宣伝をしてまわらなくとも、
それが最高の品であるということが世に知れ渡るのです。
王室御用達証を授けられた当社は、
その製品やパッケージ・便箋・社用車等に王室の紋章を ( 控えめながら ) つける事が許されています。